カフェインが原因の死亡例も
大変ショッキングな事ですが、実は現在、世界中で問題になっていることなんです。
こんな記事が雑誌にでていました⇊⇊
雑誌より引用させて頂きます。※SPA!スパ 2017/11/7~11/14合併合
睡眠防止としてのカフェイン含有錠剤や、エナジードリンクなどの清涼飲料水による急性中毒で、
2011年度から5年間に少なくとも101人が救急搬送され、7人が心肺停止、うち3人が死亡しているらしいのです。
日本での死亡例も…
厚生労働省によると 日本でこれまで死亡例の報告はありませんでしたが、2015年12月には、国内初のカフェイン中毒による死亡例も大きく報道されました。
この報道の際のカフェイン量は、エナジードリンクやカフェイン含有錠剤などの乱用の為、異常なほどの量ですが、カフェインとは死にも直結するものとも言えます。
もちろん、カフェイン摂取は適度な量には危険性は少ないのですが、今はエナジードリンクなどの濃度の高いカフェインを、ジュース感覚で気軽に摂取できてしまうことから、多くの人にその危険性を知って頂きたいと思っております。
カフェイン中毒とは
●毎日、コーヒー(カフェイン有)や紅茶(カフェイン有)を手持無沙汰についつい飲み過ぎてしまう…
●エナジードリンク(カフェイン有)を飲まないと元気が出ない
●仕事中はずっとコーヒー(カフェイン有)を飲み、チョコレート(カフェイン有)で糖分を摂り…
こういう方、結構いらっしゃいませんか?
カフェインは、知らず知らずについ摂りすぎて、気付いた時には体がカフェインがないと落ち着かず、たばこやお酒などと同じように中毒症状に悩まされる方が、今世界中で多く報告されています。
カフェイン中毒になると、アルコール依存症や、薬物依存症と同じような症状も現れるそうです。
■カフェイン中毒症の症状
もし次のような症状が現れたら注意が必要です。
<精神の症状>
・イライラする・強い不安感・精神の緊張・焦燥感・急にハイになる・集中力がなくなる など。
ひどくなると幻覚や幻聴が出ることもあります。
やたらとイライラしたり、暴力的な気持ちになる時はカフェイン中毒の恐れがあります。
<動悸やめまいなどの心肺系の症状>
カフェインは神経を覚醒させたり興奮させたりする一方で、過剰摂取すると動悸不整脈心拍数の増加めまいなどの症状を引き起こします。
眠気がなくなり目は覚めたけど、なんだかドキドキする、という時にはカフェイン摂り過ぎのサインです。
<胃痛や吐き気など消化器系の症状>
コーヒーを飲み過ぎて胃が痛くなったり、吐き気がしたことはありませんか。
カフェインはとても刺激の強い成分であるため、胃酸が出過ぎてしまい、胃腸の粘膜を傷つけたりすることもあるために胃痛などが起こりやすくなります。
逆流性食道炎の方は特に注意が必要です。
<血管の収縮による頭痛>
カフェインには血管を収縮させる働きがあり、片頭痛などの血管が膨張して起こる頭痛には一時的に有効な場合もあるのですが、緊張型の頭痛には血行が悪くなり逆効果になることもあります。
また血管が急激に収縮した場合、拡張する時に血流が増加して、それが頭痛の原因になることもあります。
いずれにしてもカフェインが頭痛を治療することはできないので、頭痛持ちの方はカフェインを控えた方がいいでしょう。
<運動もしていないにの筋肉痛>
カフェイン中毒の身体的な症状として、筋肉痛や肩こりなど、身体の疲労が起こることがあります。
コーヒーを飲んでいるときに、何だかやたらと身体が痛い…と感じたらカフェイン中毒かもしれません。
<不眠症>
眠気を飛ばすためにカフェインを摂りすぎていると、こんどは中枢神経が活発になりすぎて、不眠症になってしまうことがあります。
眠気覚ましに1~2杯飲む分には特に問題ありませんが、カフェインを1日中摂り続けていると、ずっとカフェインが体内に残っているので、睡眠に影響が出てしまうのです。
特に小さなお子様は、特にカフェインの解毒作用が弱く、成長期のお子様も大人よりも体が未発達のため、カフェインの影響が強く作用します。
カフェインの摂り過ぎは、良質な睡眠、大切な成長の妨げになりかねません。
★チョコレート好きな子も注意!チョコレートにも結構カフェインあります。
<逆に疲労が増していく>
カフェインは適量を摂る場合は中枢神経を刺激して、一時的に疲労を回復させます。
仕事で疲れた時にコーヒーを飲むと頭がスッキリしてやる気が出るのはカフェインの良い効果の一つです。
ただしこれは脳に一時的に疲労を忘れさせているだけであって、本当に疲労が回復したわけではありません。
それが逆に疲労を増す原因です。
カフェインが切れれば離脱症状として疲労感が出てくるためにカフェインを摂り続けてしまいます。また一時的に元気になったと錯覚するものの、時間が経つと疲労感が出て、またカフェインを摂るという悪循環になっていきます。
そしてカフェインには耐性があるために、どんどん量を増やさないと効き目がなくなっていきます。
<病気のリスクが高まる>
女性は閉経後に骨粗しょう症のリスクが高まるといわれていますが、普段からカルシウム不足の方は、カフェインの摂り過ぎによってさらに骨粗しょう症のリスクが上がるとも言われています。
これはカフェインの利尿作用によって水分だけでなく、
必要なカルシウム、マグネシウム、鉄分などを排出してしまうためであると考えられています。
また、肝機能が低下している人は高血圧のリスクも上がるとされています。
一見カフェインとは関係なさそうな病気のリスクを高めてしまう危険があるのです。
カフェインの一日の上限は?

日本ではカフェインの摂取量は特に定められていないのですが、ヨーロッパやカナダでは1日当たりの最大摂取量がしっかりと定められています。
カフェインの許容量は個人差や体重差によっても違ってきますが、
例えばカナダ保健省では、
成人1日当たりのカフェイン上限量は400mg(コーヒー6~7杯)、
妊婦なら300mg(コーヒー5杯)まで、と決められています。
コーヒーが大好きな人や、仕事をしながら1日中コーヒーを飲んでいる人、他にもエナジードリンクやコーラなどを飲み合わせると、このくらいの量だとすぐに超えてしまう方も多いかもしれません。
カフェインは色々な食べ物に含まれる!
カフェインというとコーヒーやエナジードリンクなどを思い浮かべる人が多いと思いますが、カフェインは意外とあちこちにあります。
私はコーヒーを飲まないから大丈夫、と思っていると、他の食品から意外と多くのカフェインを摂っているかもしれません。
■コーラ飲料(50mg/500ml中)
■ペットボトルの緑茶(30~39mg/300ml中)
■ペットボトルの紅茶(40mg/300ml中)
■ペットボトルのウーロン茶(60mg/300ml中)
■ティーバッグの紅茶(60mg/300ml中)
■ダークチョコレート(60mg/100g中)
■エナジードリンク(96mg/300ml中)
■栄養ドリンク(126mg/300ml中)
■コーヒー(インスタントの場合130mg/300ml中)
■缶コーヒー(150~180mg/300ml中)

●カフェインを控えたいけど、コーヒーが飲みたい…という方。
是非、ハーバルコーヒーを試してみてください(*^^*)

ティーチーノ・ハーバルコーヒーは、キャロブ(豆科の植物)やチコリー(ハーブ)、大麦やナッツ、ドライフルーツなどを低温焙煎することで、コーヒー豆を使用しないのにコーヒーのような風味が楽しめる、ノンカフェイン飲料です。
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コーヒーの様な「覚醒作用」はありませんが、たっぷりの自然の栄養が、身体にエネルギーを与えてくれます。

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